9月議会報告 2013年秋季号 市民の切実な願いにこたえ いのち・くらし・営業をまもれ!と提案

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2013_11_report_aki_3日本共産党 9月議会報告 2013年秋季号
市民の切実な願いにこたえ いのち・くらし・営業をまもれ!と提案

伊丹市会報告2013年秋季号はこちら(PDFファイル 4.98MB)

【1面】

消費税増税・社会保障改悪ストップ!

 第4回定例市議会は9月4日から10月10日までの37日間、2012年度決算、2013年度補正予算などを議題に開催され、白熱した議論が交わされました。

 日本共産党議員団は市民のいのち・くらし・営業をまもる立場から市長、市当局の姿勢を厳しくチェック。

 決算の認定を「同意せず」としたのを含め4件の議案に反対、補正予算他41件の議案に賛成しました。

「来年4月からの消費税増税を中止」-市長として発信を

 安倍首相は、来年4月からの消費税増税を予定通り実施すると表明しましたが、参院選後の世論調査でも、増税を「中止すべきだ」や「先送りすべきだ」という意見が7~8割と圧倒的です。それは、長引く不況により給料は上がらず物価は上がり、医療費や介護負担は増え、その上消費税が増税されれば暮らしや経営が成り立たないという、庶民の実態があるからです。

 党議員団は、市長として「4月からの消費税増税は中止を」の声を内外に発信することを求めました。

市立伊丹病院 消費税8%が経営を直撃 新たに1億円負担増

 消費税が8%になれば、病院が国に支払う消費税分は約1億円増え、2億5千万円前後になることが決算委員会質疑の中で明らかになりました。市立伊丹病院はこの間医師確保などの取り組みの中で、3年連続の単年度黒字を計上してきましたが、消費税増税は病院経営を直撃することになります。

 消費税増税により大半の病院が経営困難におちいるといわれており、公立病院や地域医療を守るためにも増税をストップさせなければなりません。

国民健康保険事業の都道府県広域化 見直しを

 現在国民健康保険事業は市町村ごとに運営されていますが、国の主導により数年後には広域的運営化が計画されています。

党議員団はその問題点について

① 各自治体一般会計からの繰り入れがなくなり、大幅な国保税の引き上げになる

② 地域の実情や住民・被保険者への対応が困難になる

と指摘し、広域化は、地域の実情や市民の生活実態を無視した国保税を県が決め、その徴収に各自治体が振り回されることになるのでやめるべきだ、と主張し
ました。

介護保険大改悪やめよ

 軽度の認定者への保険給付廃止、施設からの締め出しなど政府は次期介護保険計画策定に向けて、大幅なサービス縮小・切捨てや利用料負担増を計画しています。その中身は

①要支援1、2認定者への保険給付の廃止

②特別養護老人ホームなど施設入所は、要介護度4、5の重度者に限定

③サービス利用料について一定以上の所得があれば2割に引き上げる等です。

党議員団、社会保障の拡充を求める意見書を提出
 他の会派・議員の反対で否決

 党議員団は「『社会保障制度改革推進法』を廃止し、社会保障の拡充を政府に求める意見書」を提出しました。具体的には、

① 特に医療・介護・子育て等の負担軽減を急ぐこと。

② 社会保障の公的責任を放棄する「社会保障制度改革推進法」は廃止すること。

③ 社会保障の財源は、消費税増税ではなく大企業や富裕層に応分の負担と責任を求める内容です。

 本会議では他の会派・議員はまったく理由も述べずに反対し、意見書案は否決されました。

【2面】

市民のくらし福祉まもって奮闘

市発注の公共工事は適正な労務単価で

 国土交通省は、今年度の設計労務単価を15.1%と大幅に引き上げました。その背景には、ダンピングの激化と下請けへのしわ寄せで、技能労働者の賃金の低下(グラフ参照)や、若年入職者の減少があります。

 党議員団は、今後とも適正な設計労務単価による発注を行うとともに、その労務単価が賃金に反映されること、社会保険加入等福利厚生の充実が図られるために、兵庫県などと連携して検証を行うことを求めました。

市税等の徴収に当たっては、納税者の権利を保障した対応を

 伊丹市の市税等の収納率向上対策の強化から、納税者とのトラブルが発生しています。市民のくらしは、給料も年金も、営業実績も下がりっぱなし。従って、市税等の徴収に当たっては、「差し押さえありき」の対応が、善良な納税者を悪質滞納者扱いすることになりかねません。可能な限り避けるべきです。

 党議員団は、納税者の実態に即してその困難に寄り添い、納税者の権利を尊重した納税相談を行うことを求めました。

高齢者の虐待防止対策の充実を

 2025年には、高齢者人口3500万入、認知症350万人に達するといわれています。
 厚労省は高齢者虐待防止法の制定を受け、高齢者への虐待防止に向けた全国調査を行い、対応状況の把握を行いました。その結果、擁護者による虐待、介護事業従事者からの虐待、相談・通報件数が増加していました。家庭での同居者からの虐待が86.2%とほとんどを占めます。虐待防止のために、伊丹市包括支援センターの充実や認知サポーターの増員、見守り協定事業者の拡充を求めました。

ウメ輪紋病対策充実で生産農家への支援強化を

 伊丹市は、ウメ輪紋病対策として、被害生産農家対策やウィルス防除ハウス経費の一部助成を行っています。党議員団は、貴重な地域の品種保存を生産農家が共同して行うことができる対策を検討するとともに、引き続き国に対して、生産農家の営業損失に対する適切な保障を強く求めることを要望しました。

自民系・公明党 市職員給与引き下げ賛成 議員報酬削減には反対

 伊丹市は、国による地方交付税削減による職員給与引き下げ強要に対して、職員の定昇を見送った上、課長級以上の給与3%~5%、市長等の特別職給与5%カットを提案。党議員団は職員給与引き下げには反対しましたが、賛成者多数でいずれも可決されました。

 このことを踏まえて、党議員団3名を含む7名の議員が議員報酬5%削減の条例を提案。採択の結果は12対12の可否同数(蒼翠会2名は退席)、議長(公明党)裁定で否決されました。

市職員の採用条件から「正社員の勤務経験」を削除せよ

 厚生労働省は、採用選考は職務遂行上必要な適性・能力を持っているかどうかという基準で行うことを求め、現在の雇用状況が正社員になりたくてもなれない事態が続いていることから、このことを配慮した採用選考を行うこと、その際、職業経験について不問にすることも求めています。

 以上のことから党議員団は、伊丹市の採用選考に当たって、現在の採用要件にある「正社員としての勤務経験」(3年・5年)を削除することを求めました。

航空機騒音の軽減を求める

大阪国際空港における今年4月の航空機騒音調査で、滑走路側近の西桑津地域の騒音が上昇していることが明らかになりました。原因として、空港におけるプロペラ機枠の段階的なジェット機枠化の推進や側近の滑走路からの離陸便の割合が増加したことが考えられます。環境基準達成に向け不断の努力を行うという大前提がくずれており、党議員団は必要な対策を新会社に要請するよう当局に求めました。

【3面】

子育て環境の充実を求めて

保育所増設で待機児童の解消を

 待機児童は本来ゼロであるべきところ、今年4月に33名。毎年3月には300名を超える待機児童数を出しています。

党議員団は繰り返し保育所の増設で待機児の解消を求めてきましたが、荻野保育所の「耐震補強事業」のための新築移転計画(荻野8丁目の北コミ広場・2015年完成)をうけ、移転場所の大気汚染・騒音等、保育環境の確保と合わせ定員増を求めました。

 市長は「公的措置の枠は拡大しない」と、現状定員維持の態度に固執しました。

中学卒業まで医療費無料化を 所得制限撤廃を

 保護者の経済的理由により子どもが医療を受けられないことが無いよう、入院、通院とも中学校卒業まで医療費の無料化が広がっています。

 しかし県は福祉医療の改悪を実施し、所得制限をきびしくし、子育て助成対象者のうち4%が対象から外れました。

党議員団は、伊丹では県の改悪に従わないこと、独自に中学校卒業まで入院費だけでなく通院も無料にすること、また国に対して医療費助成制度を国の制度として確立することを求めました。

「きぼう園」における児童発達支援の充実を

 医療型児童発達支援センター「きぼう園」を福祉型に移行する条例が提案されました。

 国による財政措置の廃止により、使用料が、36人中11人は従来通り無料、25人は数百円から最高4400円程度の値上げとなります。一方、保護者からの要望で理学療法士と言語療法士が1人ずつ増員され、サービスの充実が図られるとともに、職員は従来通り5人で運営されます。党議員団は、さらなる発達支援の充実を求めました。

教育環境の改善を求める

市立定時制高校の移転から1年、生徒の教育を受ける権利の保障を

 伊丹市は昨年、定時制高校を阪神昆陽高等学校校舎へ移転、道理のない統合負担金として3億6千万円も県に負担することを決めました。また、多くの反対の声や不安があるなかでの移転は、様々な矛盾を抱えることにもなりました。

 党議員団は、定時制ではさまざまな入学動機や学習歴のある生徒が学んでおり、その生徒の教育を受ける権利を保障する上で、残された期間引き続き全力で支援することを求めました。

「全国学力テスト」依存はやめ、教員の教育力強化で確かな学力を

 伊丹市教育委員会は、「全国テスト」の平均点を学力の指標においています。しかし、そこで測定できるのは学力の特定の一部分に過ぎません。高い得点をえることが最優先にされることで、かたよった学力観を子どもや保護者に持たせています。
 党議員団は、一人ひとりの子どもの実態をよく知っている教員が、その子どもに応じて様々な教え方を工夫した教育活動を行うことで、全体とした学力を身につけることができると主張しました。

【4面】

中学校給食実施へ・平和市長会議加盟 党議員団の奮闘で実現

中学校給食導入検討委員会開催される

 長年の市民の願いであった中学校完全給食が実現に向けて進み始めました。

 教育委員会では「伊丹市中学校給食導入検討委員会」を立ち上げました。

 委員会は毎月開催、自校調理方式、センター方式、デリバリー方式の比較検討が行われ、今年度中に基本方針を策定する計画です。

 安全でおいしく温かい給食を提供するために「自校調理方式を」という父母・市民の多数の声の実現に党議員団は引き続き奮闘します。

産婦人科医師確保に全力を
 市立伊丹病院、来年4月から分娩受け入れを休止

 市立伊丹病院は医師数の減少などにより、分娩の受け入れを来年4月から休止する方針です。ただし分娩以外の産婦人科の診察や出産前後の検診などは維持するとしています。伊丹市内の分娩できる病院は二ヶ所しかなく、党議員団は、今後市民に安心を保障するためにも、産婦人科医師確保に全力をつくすよう求めました。

伊丹市が「平和市長会議」に加盟、市長が広島に

 伊丹市は、昨年7月に「平和市長会議」に加盟、今年の8月には藤原市長が総会に出席するため広島を訪れ、平和記念式典にも参加しました。「平和市長会議」には、党議員団が加盟を求めていたものです。党議員団は、「被ばくクスノキ」の木)を世界に贈る事業も活用し、核兵器廃絶・平和事業をさらに充実することを求めました。

公共施設マネジメント基本方針(案)策定、パブリックコメント実施

 伊丹市は、市が保有する学校や保育所、庁舎などの施設について、人口動態や財政状況、市民ニーズ等に基づいて維持管理・更新のあり方に関する「基本方針」(案)を策定、11月18日から12月17日までパブリックコメントを実施します。基本方針(案)では、2030年には、少子高齢化、人口減少を見込み、公共施設の統合、複合化と新規整備の規制で、床面積を10%削減することを目標にしています。

従軍慰安婦問題の解決を求める請願が僅差で否決、党議員団は採択に全力

 新日本婦人の会伊丹支部から、「慰安婦」問題の速やかな解決を求める意見書を国に提出することを求める請願書が提出され、賛成11、反対15で否決されました。党議員団は、「河野談話」が、軍の関与により「慰安婦」が強制的で痛ましい生活を余儀なくされたことに反省とお詫びの意とともに、今後の対応の検討を表明したにもかかわらず、被害者への個人補償はなされていないこと等をあげ、賛成の立場から意見を述べました。

黒田官兵衛に「あやかり」

 来年のNHK大河ドラマは「黒田官兵衛」ですが9月議会では「有岡城にまつわる黒田官兵衛」で「伊丹のまちおこし」が議論されました。

 ゆるキャラ「村重たみまる」や「官兵衛プロジェクト」もスタート。

 伊丹市長が姫路市長と「和解の握手」、黒田官兵衛に大いにあやかりたい伊丹市です。

「市民まもる防波堤」党議員団

 37日間に及ぶ長い9月議会の大部分を傍聴しました。本会議では全議員が質問に立ち、活発な議論が展開されました。

 各委員会では、市施策の細部にわたり予備日に食い込む審議が熱心に行われましたが、他会派の議論で欠けている点があります。それは「市民の暮らし(生活感)に根ざした立場」です。これがない「行財政の健全化」議論は結局「市財政危機=市民の暮らし・福祉予算の削減」という方向に向かわざるをえません。

 伊丹市を「市民をまもる防波堤に」と奮闘したのは党議員団でした。

 市議会を多くの方が傍聴し、日本共産党議員団の活躍を見て頂くことを願っています。(H)

日本共産党伊丹市議団ニュース(第271号)を発行しました。

9月議会始まる

日本共産党伊丹市議団ニュース(第271号)はこちら(画像PDFファイル)

9月4日から1O月10日までの日程で、9月議会が始まりました。

9月議会は、「平成24年度決算」「平成25年度補正予算」、市民から提出された「請願事項」他が審議されます。

 日本共産党市会議員団は、市民の皆さんの願いを市政に反映するために全力で奮闘します。

 市議会の本会議、委員会の傍聴は所定の手続きをすれば誰でも自由にできます。ぜひ傍聴にお越しください。

補正予算質疑

上原議員9月9日(月)10時~

ひさ村議員9月9日(月)13時~

代表質問に かしば議員 9月20日(金)10時~

9月9日(月)に予定の補正予算質疑の要旨

上原ひでき議員(AM10時~)の補正予算質疑の要旨

一般職の職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例の制定について

1) 3月議会において、国の一方的な地方交付税削減の不当性や地方公務員の給与の考え方について答弁されていたのに、なぜ国の言うとおりにするのか。国に地方交付税の復元を求めるべきではないのか。

2) 職員の定期昇給見送りや課長級以上の職員の給与カットが、職員と地域経済に与える影響について。

伊丹市立福祉型児童発達支援センター条例の一部を改正する条例の制定について。

1) きぼう園を福祉型発達支援センターに移行する理由。

2) 移行することで使用料はどうなるのか、保護者の意見は。

3) 移行することで職員配置とサービス内容はどうなるのか。

4) 定員を40名から20名にすることで利用者への影響は。

5) 国の制度改正、施設への激変緩和措置の廃止で、「福祉型」に移行せざるをえなくなっているが、国の意図はなにか。

ひさ村真知子議員(PM1時~)の補正予算質疑の要旨

平成25年度一般会計補正予算(第2号)第3款民生費、第4項児童福祉費について

1、第1目児童福祉総務費「保育士等処遇改善臨時特例事業費補助金」

① 私立保育所の保育士の処遇改善を行う背景について伺う。

保育士等の処遇の実態はどうか。問題点についての認識はどうか。

② 補助金の申請は16園中13園と聞いているが、3園が申請しなかった理由は何か。

③ 勤続年数10年以上の保育士の処遇改善について。

④ 処遇改善のためには、このような制度を引き続き国へ要望することが必要ではないか

2、第3目保育所費「荻野保育所基本設計委託料」

① 保育所待機児童解消のため定員を増やすことはできないのか。

② 前期5カ年計画の中での工事費の位置付けは、どうなっているのか。

③ 新園舎予定地における、高速道路の騒音、排気ガスの影響について。

伊丹市交通災害等共済条例の一部を改正する条例の制定について

伊丹市災害共済条例の一部を改正する条例の制定について

① 大幅な見舞金減額改定は、加入率の低下にならないか。

② 災害共済の見舞金の改定で、伊丹市での過去の最大支給額の4.4倍(総額)を想定するのはなぜか。

日本共産党伊丹市議団ニュース(第270号)を発行しました。

子宮頸がん予防のために検診率の向上を、国保税の引き下げを

生活保護法改正(案)の重大な問題点、介護保険の改善を

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ひさ村、かしば議員が6月議会個人質問

ひさ村真知子 議員

〔6月17日(月)午後1時~〕

1 子宮頸がん予防のために検診率向上を

・子宮頸がん予防ワクチンは、小学校6年生から高校1年生を対象に定期予防接種となっているが、子宮頸がんに関しての原因や予防はどう伝えているのか。

・パンフレットには、「ワクチンと検診でほぼ完壁に予防が可能」と書かれているが、検診に関しては20歳以下でも受けられることを知らせることも必要ではないか。

・20歳代の若い女性の発病や死亡が増えているが、検診がされていないことが大きな問題となっている。検診率向上の対策はどうか。

2、安心して払える国民健康保険税となっているか

・滞納世帯への差し押さえが行われているが、滞納者との面談を必ず行い、安心した生活の保障を行うべき。

・市民は、高すぎる国民健康保険税の引き下げを求めているがどう応えるのか。

・減免制度の充実と周知の徹底を。

・分割納付は、その人の条件に応じて支払えるようすべきである。

かしば優美 議員

〔6月18日(火)午後3時~〕

1、生活保護法改正(案)の重大な問題点

-すべての国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有するとうたう憲法第25条を否定するもの

(1) 保護の申請を、申請書の提出が必要な行為と義務づけた新たな規定を設けたことについて

(2) 福祉事務所の扶養義務者に対する調査権限の付与、また義務を果たしていないと判断した場合の扶養義務者に対する通知の義務づけについて

(3)「切れ目のない就労・自立支援とインセンティブの強化」を行うことについて

2、介護保険にかかる諸課題-第5期事業計画期間が1年余り経過した中で

・介護分野における人材確保、労働条件の改善・生活援助見直しの問題点

日本共産党伊丹市議団ニュース(第269号)を発行しました。

市長選挙初議会

中学校給食は自校方式で。市営住宅の民間委託は問題。住宅リフォーム助成を。障がい者福祉。いじめ対策

上原議員が 6月議会 代表質問

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【1面】

代表質問の内容は次の通りです。

1.市長の情勢認識を問う

  1. アベノミクスで市民の暮らしはよくなるのか。
  2. 「日本の侵略戦争」に対する歴史認識、「従軍慰安婦」に対する認識を伺う。
  3. 自民党などの「憲法改正」論議に対する考えを伺う。

2.中学校給食は自校調理方式で

 すべての生徒の健やかな心と身体の発達を支え、身近な農家の新鮮な食材が活用でき、栄養士・調理員などの職員と身近に接することができる自校調理方式が望ましいと考えるが、見解を伺う。

3.議案第54号「平成25年度伊丹市水道事業会計補正予算」(第1号)

4期拡張事業、兵庫県水道用水受水施設整備工事の見直しが提案された。この件に関し、

  1. 県営水道に不測の事態が生じたとき、千僧浄水場からの供給は可能なのか。
  2. 水道事業会計への影響をどう考えるのか、

について見解を伺う。

4.議案第64号「伊丹市営斎場条例の一部を改正する条例の制定について」、議案第66号「伊丹市営住宅条例の一部を改正する条例の制定について」

それぞれの条例で、指定管理者制度を導入しようとする問題について伺う。

①それぞれの施設において、直営で管理するよりもその目的を効果的に達成でき、住民サービスの向上につながるとされた理由は何か。

②個人情報の保護という点では問題はないか。

③市営住宅における福祉対応、維持管理業務という点では問題はないか。

5.住宅耐震改修工事への補助制度創設について

①制度創設の理由、新耐震基準適合率向上との関係。

②住生活基本計画における環境に配慮した住まい・まちづくりという観点でのリフォームをどう進めるか。

③戸建て住宅における太陽光発電の促進をどう進めるのか。

6.障がい者福祉について

①新しい法律で、障がい者の範囲に難病が加わったことについて。②重度身体障がい者等が自立して生活できるために。

【2面】

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みなさんと一緒に実現しました 2013年6月議会に市長提案

中学校給食導入検討事業 中学校給食の導入に向けた検討を開始

「中学校給食導入検討委員会」を立ち上げ、具体的に検討を行う事になりました。党議員団は、自校調理方式を主張して奮闘します。

保育所開設助成事業 待機児童解消のため保育所開設経費を助成

 4月には保育所待機児童が30人を超えました。保育所増設を要望していましたが、このたび、平松に保育所ができます。定員は60名。

保育所施設整備事業費補助事業 児童の安全・安心のため私立保育所の耐震改修等費用を補助

「かおり保育園」の全面耐震改築に対して補助を行います。同時に定員を15名増員します。

住宅耐震改修促進事業「耐震改修費用を補助し住宅耐震化を促進

 何度も要望していた、住宅耐震改修補助制度が創設されます。戸建住宅、共同住宅にそれぞれ上限30万円、10万円。県の補助制度と合わせて使えます。

風しん予防接種費助成事業

 風しんを予防するワクチン接種費用を助成、妊娠を予定または希望する女性及び妊婦の同居家族に対して、風疹の予防接種にかかる費用の一部を助成。序接種回数は1回、5000円を限度。

高齢者肺炎球菌ワクチン予防接種費助成事業  高齢者の肺炎を予防するワクチン接種費用を助成

 高齢者肺炎球菌ワクチン接種費用の一部を助成。対象は75歳以上の心臓等機能障害を有する身体障害者手帳1~4級を所持する市民。

道路安全対策事業(自転車通行帯の整備)

 伊丹山田線で試験的に実施した自転車通行帯の明示を、道路交通法に基づく指定を行い、実線で整備する。その他自転車安全運転教育を行う。

神経外科手術医療機器等整備事業

 市立伊丹病院において、1名の脳神経外科常勤医が確保されたことで、専用の医療機器を整備。今後3名の勤務医を確保していく予定。

日本共産党伊丹市議団ニュース(第268号)を発行しました。

憲法を活かしたまちづくりめざしがんばります

日本共産党伊丹市議団ニュース(第268号)はこちら(画像PDFファイル)

臨時議会で新たな役職決まる

 2011年4月の市会議員選挙から2年が経過し、5月13日から始まった臨時市議会で新たな議長、副議長、各委員会の委員長などが決まりました。党議員団の新たな役職を紹介します。

上原ひでき議員

  • 総務政策常任委員会委員
  • 議会運営委員会委員
  • 議会改革特別委員会委員
  • 豊中市伊丹市クリーンランド議会議員

かしば優美議員

  • 都市企業常任委員会委員
  • 飛行場問題対策特別委員会委員長
  • 伊丹市国民健康保険運営協議会委員

ひさ村真知子議員

  • 文教福祉常任委員会副委員長
  • 中心市街地活性化等対策特別委員会

航空機の安全確保万全に 党議員団、国土交通省と新関空会社に申し入れ

市長選挙で服部候補奮闘

3月議会報告 くらし、教育、環境問題など取り上げ質間

上原ひでき議員

  •  要綱改正せず家賃補助 市長の責任を追及

ひさ村真知子議員

  • 学校での体罰問題はなくさなければならない
  • 生活保護制度の見直しによる就学援助への影響は?

かしば優美議員

  • ネットカフエ開店による青少年や地域環境への影響は?

日本共産党伊丹市議団ニュース(第264号)を発行しました。

党議員団 教育・環境問題などで一般質問

日本共産党伊丹市議団ニュース(第264号)はこちら(画像PDFファイル)

党議員団 教育・環境問題などで一般質問

ひさむら真知子議員3月7日

1、子どもへの体罰のない学校を

①子どもが安全で安心して学べる学校にするために、地域の人々、保護者が学校運営に協力をしていくことが必要ではないか。

②現状で報道されている学校での体罰問題に関しての見解をお聞きする。

③体罰の無い指導のあり方に関しての取り組みはどのようにされてきたのか。

④伊丹市での体罰の実態はどのように把握しているのか。

⑤文科省からのアンケートはどのように取り組んでいるのか。その結果は伊丹市の教育指導にどのように反映されるのか。

⑥体罰の把握はどのように今後行うのか。相談窓口の設置等を行い早く対処できる体制の充実が必要ではないか。

⑦「子どもの権利条約」にそっての子どもの意見表明権尊重のために、生徒の声はどのように取り上げるのか。また教師の意見はどう反映されるのか。

2、生活保護制度の見直しに関して

受給者に対する指導のあり方、基準引きげによる就学援助への影響について。

上原ひでき議員 3月8日

1、伊丹市市民特別賃貸住宅における若年世帯等家賃補助に係る問題について

2、木下教育長の2012年12月議会一般質間に対する答弁について

「自己中心的な考え…このような状況を生んだ背景には、戦後、戦争につながったと考える規範や日本古来の伝統で占領政策にそぐはないものはすべて排除して平和主義、自由主義、個人主義を国の方針にしたことに一つの原因があるのではないかと思っています…」と答弁された件について、どういう意味なのか理解できない。

1「戦争につながったと考えられる規範や日本古来の伝統」とは。

2「平和主義、自由主義、個人主義を国の方針にしたこと」が原因とは。

3 戦争教育がめざしたものとはなんだったのか。

かしば優美議員 3月8日

1、市の県政要望について

(1)2013年度要望の結果、県の当初予算に反映されているのか

(2)単独事業において市町村負担を求める県のあり方について

(3)今後の対応について

2、インターネットカフェの開店(山田4丁目地先)に関して

(1)店舗の特徴や利用方法等の掌握について

(2)兵庫県青少年愛護条例による規制に関連して

(3)インターネットカフェにかかる諸問題への対応について

(4)地域周辺環境への影響等について

日本共産党伊丹市議団ニュース(第267号)を発行しました

日本共産党議員団 当初・補正予算で質疑

日本共産党伊丹市議団ニュース(第267号)はこちら(画像PDFファイル)

 2・3月議会が始まりました。安倍内閣のもとで、さらなる増税・福祉削減が行われようとしている中、党議員団は市民のくらしを守る立場から、がんばる決意です。

かしば優美 議員 2月28日

平成24年度伊丹市一般会計補正予算(第6号)

―「経済対策に重点を置いた大型補正予算(案)を編成した」ことに関して―

1) 市行財政プランでは特例債等をのぞき市債の発行は原則20億円以内としているが、今回の補正によりその枠を超えることについて

2) 国の補正予算では中小企業・小規模事業者への支援メニュ-も用意されているが、本市の対応は?

3)「後年度に実施する公共事業を前倒しして実施することにより、将来にわたる市民負担を約19億円削減しますと」との説明に関して

1、伊丹市職員退職手当支給条例の一部を改正する条例等の一部を改正する条例の制定について

(1) 国家公務員の退職手当引き下げをどう見るのか

(2) 「調整率」を段階的に引き下げ、すべての退職者に適用する理由について

(3) 退職手当の引き下げによる本市の影響は?

(4) 「職員の生涯設計に大きな影響を与え、官民での労働条件の悪循環にさらに拍車をかけるもの」との指摘があることについて

2、伊丹市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定について

 国保税について当局は「被保険者の税負担は限界日被いている」旨の答弁を繰り返しているにもかかわらず、新たな値上げを強いることに疑義を持たざるをえません。

ひさ村真知子議員 2月28日

一般会計予算 生活保護費と国の基準見直しに関して

 生活保護適正化推進員2人、医療扶助相談員1人、就労支援員1人、面接相談員1人を採用する人件費が計上している

① 新たに採用される嘱託職員は、社会福祉士の資格はあるのか。他市では元警察官を採用しているところもあるが、伊丹市ではどうか

② 生活保護適正化推進員は「不正受給」などの調査を行うとしているがどのように行うのか。

③ 返還金の徴収対策は今までとどう変わるのか。

④ 医療扶助相談員の業務としている内容で、後発医薬品の利用促進や頻回受診者の対応はどのようにして行うのか。

⑤ これからの高齢化やDV、精神疾患などに細かく対応するためには、ケースワーカーの増員が必要ではないか。

⑥ 生活扶助基準が国によって見直されているが、現状での保護費受給者への影響はどうか。

⑦ 生活保護制度の見直しで、就学援助制度や国民健康保険、保育料免除制度などを利用する低所得者への影響が出るが、どの程度となるか。

上原ひでき議員 2月28日

平成25年度伊丹市一般会計予算

1、歳入第10款地方交付税

1) 政府の「平成25 年度地方財政収支見直しの概要」から

2) 伊丹市の来年度予算における地方交付税について

2、歳入 第14款 国庫支出金 第2項 国庫補助金

1) 第1目 総務費国庫補助金「地域の元気臨時交付金」

3、歳出 第3款 民生費 第4項 児童福祉費

1) 第1目 児童福祉総務費「子ども・子育て支援事業計画ニーズ調査委託料」について

日本共産党伊丹市議団ニュース(第266号)を発行しました

市民のみなさまの期待を胸に心新たに奮闘します

日本共産党伊丹市議団ニュース(第266号)はこちら(画像PDFファイル)

新年明けましておめでとうございます。

 昨年12月に行われた総選挙では、日本共産党に対して暖かいご支援をいただき、心からお礼を申し上げます。私たちは、近畿ブロックで4議席確保、全国で議席倍増を目標に奮闘しましたが、伊丹市でも比例区得票率で前回より2%減らし、残念ながら全体で1議席後退する結果となりました。党議員団としてもみなさんの期待に応えることができなかったことに、責任を痛感しています。今後、みなさんのご意見に耳を傾け、これからの運動に生かしていきたいと思います。

 総選挙では、自民・公明両党で320議席を超え、自公政権が復活することになりました。しかしこの結果は、3年余りの民主党政権の失政への国民の怒りがもたらしたものであり、決して自民党への期待の表れではありません。私たちは、憲法9条守れ、消費税増税ストップ、原発をゼロに、TPP反対などを選挙中に訴えてきましたが、この訴えが届いたところでは共感が広がり、今後の運動に生かされると確信しています。

 今年は4月の市長選挙に続き、7月には知事選挙・参議院選挙が行われます。党市会議員団は、みなさんのご期待に応えるため、デフレ不況を抜け出し住民の暮らしを守り活力ある地域経済を、憲法9条を守り平和な社会・地域を、原発に頼らない社会実現と再生可能エネルギーの発展など、市政・県政・国政におけるあらゆる分野での運動の先頭に立って奮闘します。引き続き、暖かいご支援をよろしくお願いいたします。

2013年 元旦

上原ひでき 議員

高すぎる国保税の値上げやめよ

 市は、国保財政の試算で5年後には赤字が約60億円となり、毎年約3億円の国保税値上げが必要と提起。これにより5年後には国保税が約1.5倍にもなります。伊丹市の国保加入者は所得ゼロが23.6%、所得200万円以下が73.3%を占めて低所得者が中心であり、国保が貧困を拡大しているのが実態です。

 値上げをやめて払える国保税にするため、国に対する補助金増額と、一般会計からの繰り入れを増すことを求めました。

かしば優美 議員

保健センターの拡充は不可欠

 市役所周辺の施設活用について、当初旧図書館跡に保健センターを移設する計画が、昨年末防災センターの設置へと突如変更となりました。この変更案に共産党議員団は反対しましたが、結局保健センターは現状維持の計画です。しかし母子保健サービス以外の成人検診等は市役所南館で実施している現状から、市の計画案には無理があります。党議員団は、旧法務局跡地に計画している発達支援センターを増築して保健センターの一部機能を移すなど、拡充策を提案しました。

ひさ村真知子 議員

天王寺川増水時の安全対策要求

①天王寺川の西野区域は新たに市の[水と緑のネットワーク」政策で護岸工事と整備が実施され、通行者が増えています。しかし、川の増水時に通行が危険な個所があり、対策が必要となっています。増水時の安全対策と、歩道の照明の増設を求めました。

②市営住宅に在住の高齢者、障害者がバリアフリー住宅に住み替えられるよう、民間マンションの借り入れ計画の促進を求めました。

③自営業者を含め、生活困難者に生活保護の申請権の一保障を求めました。

市民病院の消費税負担改善を

 社会保険診療報酬に対して、消費税は非課税のため、医療機器などの購入にかかる消費税は、市民病院の大きな負担となっています。現行仕組みのまま税率が引き上げられると、消費税負担が増加し、病院経営を圧迫することが明らかです。

 9月議会で党議員団が問題点を明らかにして、病院側も各会派の理解を得る努力をした結果、12月議会では全会一致で意見書をまとめることができました。

教育機関になじまない「市立図書館北分館の民間委託」

 市立図書館北分館の管理を、「NPO法人まちづくりステーションきらめき」に5年間、委託する議案が提案されました。

 党議員団は、図書館は学校と並ぶ教育機関であり、期限を切った管理の委託は、職員研修機会の確保等、人材の育成が困難になることなどから、教育委員会が直接管理すべきと、議案に反対しました。

伊丹市会報告2012年秋季号 中学校完全給食の実現に全力

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伊丹市会報告2012年秋季号はこちら(画像PDFファイル13.7MB)

 【1面】

中学校完全給食の実現に全力 日本共産党議員団

 日本共産党伊丹市議員団は、以前から中学校完全給食の実施を強く求めてきました。周辺他都市でも実施されており、芦屋市でも本格的検討に入っています。

 今議会では他会派も実施を要求し、市長と市当局がはじめて「検討を開始する」と答弁、従来の「実施しない」立場から微妙に変化しました。

教育と子育ての支援を要求

認可保育所増設で待機児童解消を

 10月1日現在、緊急を要する保育所待機児童は149人(前年同月比53人増)。昨年の年度末には250人を超えるとともに、各保育所では定員を超え、すし詰め状態です。党議員団の要求と市民の声に、来年度は新設保育所を含めて115人の定員増となりますが、安心して預けることができるよう、更なる増設を求めました。

子どもの医療費は中学3年まで無料に

 中学生の通院・入院は小学生低学年と比べて大幅に少なく、中学生の医療費無料化はわずかの予算措置で実現できます。さらに、所得制限はやめ、すべての子どもの医療費を無料にするよう求めています。

いじめ解決のためにゆとりを持てる学校運営を

 学校でのいじめが全国的な話題になっています。

 伊丹では3年前に中学生の暴行死事件が発生し、学校でのいじめや暴力への取り組みが強化されてきました。今年度実施のアンケートでは、「いじめが継続している」と回答した生徒数は小中あわせて771人ありました。

 教育委員会はスクールカウンセラー、スクールソーシャルワーカーを配置して対応を強化しています。しかし根本的には教員がゆとりを持って子どもと接することができる体制が必要であり、少人数学級の拡充と教員の増員を求めました。

早期に「発達支援センター」の整備を

 市内の障がい児施設は、設置場所が分散していることに加え、つつじ学園などが老朽化し、以前から施設の建替え・集約化が課題となっています。市は「来年3月までには場所や集約のあり方、事業費などを示し、2015年度には発達支援センターを建設する」としていますが、未だなんの説明もありません。重ねて早期の整備を強く求めました。

2012_10_report_ski_2【2面】

日本共産党伊丹市議団

 高すぎる国保税引き下げを 特養ホームの増設を

国保税 高くて払いたくても払えない

 国保加入世帯の約73%が所得200万円以下。所得200万円3人世帯の国保税は約32万円で、とても払いきれません。一般会計からの繰り入れ増額を今後も維持し、高すぎる国保税を引き下げることを求めました。

介護施設 いつまで待てば入所できる?

6月現在で特別養護老人ホームの待機者は178名。現在も小規模特養設置への新規事業者の応募はなく、介護保険計画を達成しても待機者はなくなりません。党議員団は、国に補助金の拡充を求め、介護施設増設を急げと要求しました。

後期高齢者保険料 市独自の減免制度を要求

今年度から後期高齢者保険料が6%引き上げられ、平均で年間7万5千円となり、年金支給額が減少する中、「高くて払えない」と悲鳴が上がっています。党議員団は、市独自の保険料減免制度の創設を強く要求しました。

「(仮称)農を活かしたまちづくり基本条例」の制定を

 都市農業振興計画で条例化が明記されました。都市における農地は、安全な旬の農産物の提供、災害時の避難場所、遊水機能など多面的な役割があります。農業者市民と議論する場を設置し、条例化を急げと求めました。

消費税大増税が市立伊丹病院の経営を圧迫

市立伊丹病院は3年連続黒字となり、医師の増員や地域医療の充実にも力を入れています。

 民・自・公三党による消費税大増税は、医薬品、医療器具などの価格を引き上げ、医療費に消費税がかからないため病院経営をおびやかします。

 病院が消費税負担しなくてよい制度に改善が求められています。

経常収支比率が高いことは問題なのか

 経常収支比率とは、財政構造の弾力性を表すもので、伊丹市は99.8%と、「硬直化」しています。しかし、暮らしを守る施策を行うほど比率は高くなるもので、比率が高いこと自体が問題ではありません。他会派議員が、改善のために公共料金値上げや市バス敬老パス有料化などを主張することはくらし破壊につながるだけです。市艮の暮らしを守る財源を確保するため、国に地方財源の増額を強く求めることが急務です。

日本共産党伊丹市議団ニュース(第264号)を発行しました

日本共産党の個人質問は21日(金)です。傍聴お願いします。

日本共産党伊丹市議団ニュース(第264号)はこちら(画像PDFファイル)

上原議員の質問 10時40分から

1、活力ある地域産業の進行と創出について

(1) 地域内経済循環に視点を置いた産業活性化策について(質問の全文はこちら)

① 専門的、学術的な産業関連分析が必要である、

② 産業界や個々の事業者の方、市民の方々の声を聞きながら具体的な検討を進めていく、と答弁されているが、この二つの点でどのように進められてきたのか伺う。

(2) 伊丹市産業振興ビジョンについて(質問の全文はこちら)

① 事業所訪問による支援活動の推進…具体的にどんな調査で、今後の施策にどう反映させるのか、また市職員も調査に参加すべきと考えるが見解を問う。

② 計画の検証と推進管理の体制…産業振興ビジョン策定委員会、中小企業対策委員会等で行うべきと考えるが見解を問う。

(3) 伊丹市都市農業振興計画における、(仮称)農を活かしたまちづくり基本条例の策定について(質問の全文はこちら)

① 都市農業振興計画に条例化を明記してありながら、2012年3月議会、予算審査特別委員会で「そう簡単にはいかない」と答弁された件について。

② 今後の条例制定に至るスケジュールについて。

2、伊丹市立伊丹高等掌校普通科の通学区域のあり方について(質問の全文はこちら)

伊丹市学校教育審議会の9月12日答申「伊丹市立伊丹高等学校普通科の通学区域のあり方について」に対して、教育委員がこの答申をどう受け止めておられるのかという視点で、見解を問う。

① 市立伊丹高校普通科の学区を現在のままにした場合、生徒にとって学校選択がどう複雑になると考えるのか。

② 伊丹の生徒が市立伊丹高校普通科に行きにくくなることと、県の選抜制度に合致させることに関して。

③ 「伊丹市内の生徒の入学する割合が減少することはない」との意見がありながら、なぜ学区を拡大するのか。

かしば議員質問 午後1時40分から(質問の全文はこちら)

1、障がい者制度改革のゆくえと障がい児通園施設について

(1) 「改正」自立支援法と児童福祉法の一部改正により、つつじ学園、きぼう学園、カルミア園はどのような影響を受けるのか。

(2) 障がい児通所施設にかかる給付費激変緩和措置の動向について

-来年度から激変緩和補助金が廃止されるといわれているが。

(3) つつじ学園の施設改善について

-老朽化に加え通園児童数の増加により、保育室や言語指導室の確保に支障をきたしているのでは?

(4) (仮称)発達支援センターの整備について進捗状況については先の6月議会でも答弁がありましたが、新たに施設の一元化や新しい支援も加わる中で、施設集約の可能性や設置場所などについてどの程度まで検討されているのか。

2、サービス付き高齢者向け住宅について

 この制度は昨年10月にスタート。伊丹市の第5期「高齢者保健福祉計画・介護保険事業計画」では、民間サービス等の活用によって市内に整備を進めるとしています。

 しかし最大の問題は低所得者高齢者の入居が困難だということ。