市長選挙初議会
中学校給食は自校方式で。市営住宅の民間委託は問題。住宅リフォーム助成を。障がい者福祉。いじめ対策
上原議員が 6月議会 代表質問
■日本共産党伊丹市議団ニュース(第269号)はこちら(画像PDFファイル)
【1面】
代表質問の内容は次の通りです。
1.市長の情勢認識を問う
- アベノミクスで市民の暮らしはよくなるのか。
- 「日本の侵略戦争」に対する歴史認識、「従軍慰安婦」に対する認識を伺う。
- 自民党などの「憲法改正」論議に対する考えを伺う。
2.中学校給食は自校調理方式で
すべての生徒の健やかな心と身体の発達を支え、身近な農家の新鮮な食材が活用でき、栄養士・調理員などの職員と身近に接することができる自校調理方式が望ましいと考えるが、見解を伺う。
3.議案第54号「平成25年度伊丹市水道事業会計補正予算」(第1号)
4期拡張事業、兵庫県水道用水受水施設整備工事の見直しが提案された。この件に関し、
- 県営水道に不測の事態が生じたとき、千僧浄水場からの供給は可能なのか。
- 水道事業会計への影響をどう考えるのか、
について見解を伺う。
4.議案第64号「伊丹市営斎場条例の一部を改正する条例の制定について」、議案第66号「伊丹市営住宅条例の一部を改正する条例の制定について」
それぞれの条例で、指定管理者制度を導入しようとする問題について伺う。
①それぞれの施設において、直営で管理するよりもその目的を効果的に達成でき、住民サービスの向上につながるとされた理由は何か。
②個人情報の保護という点では問題はないか。
③市営住宅における福祉対応、維持管理業務という点では問題はないか。
5.住宅耐震改修工事への補助制度創設について
①制度創設の理由、新耐震基準適合率向上との関係。
②住生活基本計画における環境に配慮した住まい・まちづくりという観点でのリフォームをどう進めるか。
③戸建て住宅における太陽光発電の促進をどう進めるのか。
6.障がい者福祉について
①新しい法律で、障がい者の範囲に難病が加わったことについて。②重度身体障がい者等が自立して生活できるために。
【2面】
みなさんと一緒に実現しました 2013年6月議会に市長提案
◆中学校給食導入検討事業 中学校給食の導入に向けた検討を開始
「中学校給食導入検討委員会」を立ち上げ、具体的に検討を行う事になりました。党議員団は、自校調理方式を主張して奮闘します。
◆保育所開設助成事業 待機児童解消のため保育所開設経費を助成
4月には保育所待機児童が30人を超えました。保育所増設を要望していましたが、このたび、平松に保育所ができます。定員は60名。
◆保育所施設整備事業費補助事業 児童の安全・安心のため私立保育所の耐震改修等費用を補助
「かおり保育園」の全面耐震改築に対して補助を行います。同時に定員を15名増員します。
◆住宅耐震改修促進事業「耐震改修費用を補助し住宅耐震化を促進
何度も要望していた、住宅耐震改修補助制度が創設されます。戸建住宅、共同住宅にそれぞれ上限30万円、10万円。県の補助制度と合わせて使えます。
◆風しん予防接種費助成事業
風しんを予防するワクチン接種費用を助成、妊娠を予定または希望する女性及び妊婦の同居家族に対して、風疹の予防接種にかかる費用の一部を助成。序接種回数は1回、5000円を限度。
◆高齢者肺炎球菌ワクチン予防接種費助成事業 高齢者の肺炎を予防するワクチン接種費用を助成
高齢者肺炎球菌ワクチン接種費用の一部を助成。対象は75歳以上の心臓等機能障害を有する身体障害者手帳1~4級を所持する市民。
◆道路安全対策事業(自転車通行帯の整備)
伊丹山田線で試験的に実施した自転車通行帯の明示を、道路交通法に基づく指定を行い、実線で整備する。その他自転車安全運転教育を行う。
◆神経外科手術医療機器等整備事業
市立伊丹病院において、1名の脳神経外科常勤医が確保されたことで、専用の医療機器を整備。今後3名の勤務医を確保していく予定。