日本共産党伊丹市議団ニュース 第396号 ひさ村議員の個人質問

日本共産党伊丹市議団ニュース 第396 号 2021年3月9日

ひさ村議員の個人質問
3月9日(水)14時40(予定)~

 日本共産党伊丹市議団ニュース 第396号(PDF)

[1面]

日本共産党伊丹市議団ニュース 第396 号 2021年3月9日

ひさ村議員の個人質問 主旨

伊丹市でのジェンダー平等社会は進んでいるか

1.今日までの伊丹市男女共同参画計画で女性の参画、ジェンダー平等はどう進んだのか。
2.男女共同参画計画の達成は、講座や啓発だけでは難しいのではないか。
3.拠点施設の役割とはどういうものなのか。市民とのかかわりをどのように考えているのか。
4.男女共同参画センターを拠点施設とするためには、市の直営とすべきでは。
5.DV、性暴力被害者をなくすためにも、専門知識を持つ支援員を市民の中から養成してはどうか。
6.痴漢防止対策が言われているが、伊丹市としての防止対策の取り組みは必要ではないか。
7.男性が、ジェンダー平等を理解できる方法をより工夫すべきではないか。
8.男女共同参画条例制定の自治体は増えているが、伊丹市として重要視するなら条例の制定が必要ではないか。どのように考えているのか。

伊丹市議会「ロシアによるウクライナへの侵攻に抗議する決議」を採択

伊丹市議会は3月7日、全会一致で決議しました。

 ロシアは、2月24日にウクライナへの軍事侵攻を開始した。ウクライナでは、子どもを含む民間人に多数の死傷者が出ている。

 このような武力を背景にした一方的な侵略行為は国連憲章に違反し、明らかな国際法違反であるとともに、国際社会の平和と安全、秩序を脅かす暴挙であり断じて許すことはできない。

 さらに、ロシアは核兵器の使用を示唆するなど、「平和都市宣言」を宣言する伊丹市の市議会として強い憤りの念を禁じえない。

 伊丹市議会は、ロシアのウクライナに対する攻撃やウクライナの主権侵害に強く抗議するとともに、ロシア軍の即時無条件での撤退を求める。

 また、政府においては、国際社会とも連携しつつ毅然たる態度で、あらゆる外交努力によって、即時無条件でのロシア軍の撤退を求めるよう強く要請する。

 以上、決議する。

日本共産党伊丹市議団ニュース 第395号 上原議員が代表質問

日本共産党伊丹市議団ニュース 第395 号 2021年3月3日

伊丹市議会3月議会
上原議員が代表質問 3月7日(月)13時~

 日本共産党伊丹市議団ニュース 第395号 1・2面(PDF)

[1面]

日本共産党伊丹市議団ニュース 第395号 1面

上原議員の代表質問 主旨
1.市長の情勢認識について
1)市長の提案説明「国内外の情勢認識」について
2)9条改憲、「敵基地攻撃能力」「反撃力」と伊丹の自衛隊基地について
2.新型コロナウイルス感染症対策について
1)PCR検査体制について
2)子どもとその関連施設、保護者への対応について
3.気候変動危機の打開に向けて
改めて「気候非常事態宣言」「2050年ゼロカーボンシティ宣言」をすることを求める。
4.教育行政について
1)今年4月から改正民法施行により成年年齢が18歳に引き下げられることについて
2)主権者教育はどのように進んでいるのかについて
3)保育環境評価スケールについて
5.病院統合再編、地域医療体制の整備について
近畿中央病院の跡地を活用した医療機関誘致と兵庫県地域医療構想との関係
6.条例の制定に対して
1)議案第24号 伊丹市教育に関する事務の職務権限の特例に関する条例等の一部を改正する条例の制定について
2)議案第28号 一般職の職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例の制定について

[2面]

日本共産党伊丹市議団ニュース 第395号 2面

 

日本共産党伊丹市議団ニュース 第394号 伊丹市議会3月議会開催

日本共産党伊丹市議団ニュース 第394 号 2021年2月17日

伊丹市議会3月議会開催
2月17日(木)~3月25日(金)

 日本共産党伊丹市議団ニュース 第394号 1・2面(PDF)

[1面]

日本共産党伊丹市議団ニュース第394号1面

2月17日(木)~3月25日(金)
【当初予算、2月補正予算の概要】

当局の予算説明では、
 「一般会計当初予算では、長期化する新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止対策に引き続き取り組む。市役所新庁舎の11月開庁に向けた準備や令和7年度開院を目指す高度急性期医療が提供可能な統合新病院の整備に着手。予算規模は834億円。学校でのICT教育のさらなる充実や保育所待機児童対策などに取り組む。市民の手続きが多い窓口にICTを活用したスマート窓口を導入、キャッシュレス決済の拡充など、デジタル技術を活用したサービスの向上に取り組む。
 また、「グリーン社会の実現」として、地球温暖化防止のための2050年カーボンニュートラルの実現に向け、全国トップクラスの環境配慮型庁舎整備をはじめ、公用車の電気自動車化などの省エネの取り組みにより、積極的にグリーン化を推進」などです。

[2面]

日本共産党伊丹市議団ニュース第394号2面

子どもの医療費助成 小1~中3まで無料化実現!

 3月議会に2022年度予算(案)が提案されました。その中で「小学校1年生から中学校3年生までの通院医療費の一部負担を無料とする」(当局資料)予算が計上され、今年の7月1日から無料化が実施されることになりました。ただし所得制限があります(保護者の市民税所得割額23.5万円)。

 党議員団は、毎年の次年度の予算要望書で「所得制限なしの中3まで医療費無料化」を要望し続けるとともに、議会のたびに本会議・委員会で提案してきました。昨年12月議会では、2017年に提出された「子どもの医療費を中3まで無料にすることを求める請願」に反対した新政会と公明党議員からも(党議員団の考えに賛同して?)無料化を求める質問が出されていました。
 長年にわたる無料化を求める市民と党議員団の運動の大きな成果です。

党議員団も要望して実現した予算の主な施策は次の通りです

○「児童くらぶ」において、長期休業期間に希望者に対して昼食提供の試行事業を実施。費用は公費と保護者2分の1負担で、保護者は一食350円程度の負担、民間事業者による配膳食缶方式(公募予定)としています。今年は8月下旬の5日間。

【問題】一方、現在の育成料月額6,200円を8,000円(17時までの場合)に引き上げ、サービスの充実に充てるとしています。

○2月補正予算で、「児童くらぶ」指導員や私立保育所保育士、公立保育士会計年度職員の報酬を3%程度引き上げる(9月まで全額国負担)提案がされています。

○若年者就労支援事業として、市内在住かつ市内企業に働く30歳までの若者が学生支援機構等の奨学金を返済中の場合、年間返済額のうち自己負担額の3分の1の範囲内で最大6万円を3年間助成する制度を創設します。

○市営住宅玉田団地6号館及び9号館にエレベーターが設置されます。
党議員団は、エレベータ設置を議会ごとに繰り返し要求してきましたが、ようやく実現しました。

○保育所待機児童解消に向け、今年度には210名分の保育所が整備される予定ですが、来年度は120名分の保育所整備を行うとしています。

○地球温暖化対策では、2030年の目標達成に向けて、全庁横断的に取り組み、内容を具現化していくため総合政策部内に「グリーン戦略室」を設置するとともに、伊丹市環境基本計画の見直しと伊丹市地球温暖化対策実行計画を策定。

 伊丹市の事務事業においては、2022年度に2013年度比でCO2を30%削減するとしています。その主な事業は、市役所本庁舎等の省エネ100%電力、公用車の電動化と電気バスの試験導入、省エネ型施設整備(ZEB Ready認証、空調改修、LED化等)、太陽光発電設備導入などです。

  市民向けには、太陽光発電・蓄電池共同購入支援事業が今年度に引き続き予算化されます。

日本共産党伊丹市議団ニュース 第393号 身近な人から「新型コロナウィルス感染症と診断された」と連絡あったら

日本共産党伊丹市議団ニュース 第393 号 2021年2月1日

新型コロナ・「オミクロン株」感染拡大関連情報を提供。

 日本共産党伊丹市議団ニュース 第393号 1・2面(PDF)

[1面]

日本共産党伊丹市議団ニュース 第393号 1面

 日本共産党伊丹市議団ニュース 第393号 1面(PDF)

[2面]

日本共産党伊丹市議団ニュース 第393号 2面

 日本共産党伊丹市議団ニュース 第393号 2面(PDF)

日本共産党伊丹市議団ニュース 第392号 「オミクロン株」対応で市長に緊急申し入れ

日本共産党伊丹市議団ニュース 第392号 2021年1月17日

新型コロナ・「オミクロン株」陽性者急増に対し
党議員団が市長に緊急申し入れ

 日本共産党伊丹市議団ニュース 第392号 ダウンロードはこちら(PDF)

新型コロナ・「オミクロン株」陽性者急増に対し
党議員団が市長に緊急申し入れ

1月17日、党市議団は市長に対し、以下の申し入れを行いました。

伊丹市長 藤原保幸 様

新型コロナウイルス感染症・オミクロン株陽性者の急増に関して
市民の命と健康、暮らしを守るための緊急申し入れ

日本共産党伊丹市議会議員団
上原秀樹 久村真知子

 日頃からの新型コロナ感染症対策のご尽力に感謝します。

 新型コロナウイルスのオミクロン株が、世界各国で急速な感染拡大を引き起こし、日本国内でも感染急拡大中です。伊丹市においてもここ数日急速に陽性者が増加しています。

 日本共産党伊丹市議会議員団としては昨年11月、2022年度予算要望の中で、第6波に備えてワクチン接種を安全で迅速に行うとともに、PCR検査を拡大すること、医療・保健体制の強化、中小業者に対する補償の充実などを申し入れていました。

 第6波の状況を呈していることから、改めて以下の点を緊急に申し入れるものです。

1.3回目のワクチン接種に関しては、当初の「2回目接種以降8カ月の経過後接種」を前倒しして接種が行われています。改めて、慢性疾患を患っている人や高齢者・障がい者(児)施設、学校、保育所・幼稚園・認定こども園など子ども関連施設等の職員・従事者を優先して接種するとともに、若い人も含めた64歳以下の市民も可能な限り前倒しして行うこと。国に対してそのために必要なワクチンを求めること。

2.オミクロン株が急速に感染を広げていること、無症状の感染者が多数存在することから、感染の根を断つためにPCR検査を高齢者・障がい者(児)施設、学校等子ども関連施設における定期的な検査を行うこと。兵庫県が行っている「感染拡大傾向時の一般検査事業」抗原定性検査の実施期間を2月以降も延長するとともに検査場所を増やし、「いつでも、誰でも、無料で」受けることができるように県に要望すること。伊丹市としても無料で検査キットを希望者に配布するなど、独自の施策を行うこと。

3.感染者は入院か宿泊療養を原則とすることを国に求めることとともに、国や県、医師会とも連携してコロナ病床と宿泊療養所を大幅に確保すること。また、急速な感染拡大に対応するために職員の増員等保健所体制を強化することを県に求めること。

4.住民税非課税世帯等への臨時特別給付金に関して、家計急変で申請の可能性のある市民に対して、丁寧な周知と申請への積極的な奨励と支援を行うこと。生活保護世帯における均等割り課税世帯に対しても申請が可能となるよう援助を行うこと。

5.飲食店等への入店制限やイベント制限等、今後の感染防止措置等によって影響を受ける飲食店や事業者に対して、市独自の補償や支援を検討すること。

 

伊丹市の新型コロナワクチンの3回目接種について

(詳細は市のホームページを確認ください)

  新型コロナワクチンは、接種後の時間経過とともに、ワクチンの有効性や免疫原生が低下することから、2回目接種から原則8か月以上経過した18歳以上の方を対象に3回目接種を行います。

 ただし、医療従事者等や高齢者施設等の入所者及び従事者は6か月後、その他の65歳以上の高齢者は7か月後から接種可能です。
※高齢者の方は、本年2月以降に2回目接種から7 か月以上経過した後に追加接種を実施することが可能です。

 上記前倒しに伴い、昨年12月24日から高齢者施設での接種を開始しています。
また、下記のとおり2月1日から集団接種会場での接種を開始します。

2月1日から集団接種会場での3回目接種を開始します

 国の高齢者等の前倒し接種方針を踏まえ、武田/モデルナ社製ワクチンを使用して3回目接種を行う集団接種会場を伊丹市立産業振興センター4・6階(伊丹市宮ノ前2丁目2-2)に開設します。

 また、2月1日~6日については、前倒し接種を希望する65歳以上の方を対象に接種を実施します。前倒し接種を希望する方は、1月17日9時からWEB予約または電話予約をしてください。(すでに割当予約を申し込んでいる方も予約可能です。※後日、伊丹市から送付される案内はがきの破棄をお願いします。)

2月8日以降の接種については、1月下旬から予約を開始します。

予約方法

伊丹市新型コロナワクチン接種予約サイトからWEB予約
伊丹市新型コロナワクチンコールセンターへ電話予約 電話番号:072-764-7835

1月11日に3回目接種時期が2月下旬頃の方の接種券を発送しています

1月11日に3回目接種時期が2月下旬頃(2回目接種日が6月24日~6月30日)の方の接種券を発送しています。

65歳以上(昭和32年4月1日以前生まれ)の方には返信はがきを同封していますので、伊丹市が接種日時と接種会場を指定する割当予約を希望される方は返信はがき(切手不要)で申し込んでください。
また、3回目接種には必ず接種券が必要となります。

兵庫県 抗原定性検査の無料実施について

感染拡大傾向時の一般検査事業 (詳細は県のホームページを確認ください)

実施期間  2021年12月29日(水)~当面の間(約1ヶ月を想定 感染状況により変更有)

対象者  感染不安を感じる兵庫県民(ワクチン接種の有無は問わない)※無症状の方に限ります。

持参品  身分証明書(運転免許証、マイナンバーカード等の公的証明書)または、
健康保険証や学生証など氏名・住所等がわかるもの

※ウエルシア薬局各店舗でのPCR検査についてはスマホが必要となります。

判定時間 約15~30分後 有効期限 検体採取日+1日

検体採取方法 本人が鼻腔ぬぐい液を採取

伊丹市内の実施事業者(1月17日現在) 各店舗とも予約不要

伊丹市内の実施事業者(1月17日現在) 各店舗とも予約不要

ウエルシア薬局伊丹昆陽店  伊丹市昆陽南1-2-7  2021年12月27日~実施

ウエルシア薬局伊丹桜台店  伊丹市中野北3-6-6  2021年12月27日~実施

ウエルシア薬局イオンモール伊丹店   伊丹市藤ノ木1-1-1  2021年12月27日~実施

ウエルシア薬局伊丹野間店  伊丹市野間7-1-3  2021年12月27日~実施

イオン薬局伊丹昆陽店  伊丹市池尻4-1-1   2022年1月22日~

イオン薬局伊丹店  伊丹市藤ノ木1-1-1  2022年2月1日~(日曜・祝日のみ)

 

日本共産党伊丹市議団ニュース 第389号 コロナ対策 追加の補正予算

日本共産党伊丹市議団ニュース 第388号 2021年9月22日

コロナ感染症対策 追加の補正予算が提案されました
上原ひでき議員の議案質疑(議案の概要は裏面)

日本共産党伊丹市議団ニュース 第389号1面日本共産党伊丹市議団ニュース 第389号2面

 日本共産党伊丹市議団ニュース 第389号 ダウンロードはこちら(PDF)

コロナ感染症対策 追加の補正予算が提案されました
上原ひでき議員の議案質疑(議案の概要は裏面)

1.内閣府から8月20日付で連絡があった事業者支援交付金(追加交付分)

 「市町村が地域の実情に応じて、きめ細かく支援の取組を着実に実施できるよう、臨時交付金の特別枠として創設された「事業者支援分」を追加交付するもの。
 この趣旨を十分に踏まえ、事業者支援交付金と通常分交付金を有効に活用しながら、事業の実施に取り組むこととされている。

・伊丹市への追加交付金額の上限はいくらと見積もっているのか。

・「地域の実情に応じてきめ細かく支援の取組を着実に実施できるよう」とされてい
るが、伊丹市が今回の補正予算として提案された事業内容は、どのようなことを考慮
して提案されたのか。

2.事業者支援緊急事業委託料18,400千円、事業者支援金100,750千円について

 事業者支援金支給事業として、4つの支援金を支給しようとされている。

○事業委託料
・何を委託するのか。 ・どこに委託するのか。 ・委託先はどう選定するのか。

○個人事業主等支援金、宿泊業者支援金、酒造事業者支援金、交通事業者支援金

・対象となる業者はいくつになるのか。・対象となる要件は何か。・支給金額の理由は。

・日本共産党は今まで国の家賃補助、持続化給付金を再度行うことを要求してきた。今回の支給金額一律10万円の規模で、どのような効果があると見込んでいるのか。

・個人事業主等支援金では「感染拡大防止協力金」「月次支援金」を受給している主に飲食店は除くことになるが、その飲食店等に対する支援は十分と考えているのか。

・事業者への支給を迅速に行うことができるのか。

・交通事業者支援金では、タクシー事業者に支援金を支給するとされているが、従業者の給料が歩合制によるところが多く、従業者もコロナ禍で影響を受けていると考えられる。その対策をどう考えておられるか。また、個人タクシーの場合はどんな保障があるのか。

3.キャッシュレス決済ポイント還元事業実施委託料158,050千円について

・市内の対象店舗をどう選定する予定か。・キャッシュレス決済事業者の選定の考え方は。

・キャッシュレス決済事業者から各店舗に売上金が届くのにどのくらいかかるのか。

・前回のこの事業では、予算に対して25%の執行率であった。その教訓から、予算の立て方、周知方法等どのような改善を考えているのか。

・説明では、この事業を行うことで、個人消費を喚起し、市内経済の活性化を図るとされているが、この二つの点でどの程度の効果を見込んでいるのか。また、前回の同様の施策ではどの程度の効果があったと考えているのか。

日本共産党伊丹市議団ニュース 第388号 代表質問(骨子)

日本共産党伊丹市議団ニュース 第388号 2021年9月14 日

日本共産党議員団の代表質問(骨子)
9月22日(水) 上原ひでき議員

 日本共産党伊丹市議団ニュース 第388号 ダウンロードはこちら(PDF)

日本共産党議員団の代表質問(骨子)
9月22日(水) 上原ひでき議員

 ただし、コロナ感染拡大のため本会議での質問はなく、文書による質問と答弁のやり取りになります。質問と答弁は、22日の夕方に代表・個人質問全文が市議会ホームページに掲載されます

1.市長の情勢認識を問う

1)コロナ禍における国の経済政策について

・「アベノミクス」で格差が拡大しているうえに、コロナ感染拡大が追い打ちをかけている。国の経済対策に対する認識を問う。

2)米軍と一体となった市内の自衛隊をめぐる動きについて
・自衛隊基地周辺1キロを対象とする「土地利用規制法」が強行されたが、その監

視対象は市内では約3分の1の地域に及ぶ。この法律の背景には日米軍事作戦があり、その実動訓練が市内中部方面総監部(伊丹駐屯地)で行われている。市長の認識を問う。

2.2020年度決算に関して

2020年度決算内容の中心である新型コロナウイルス感染症対策について

・検査体制の拡大や自粛と補償の一体化のための再度の事業者への家賃補助などを要求してきたが、昨年度は独自施策は一部に限定された。そのことによる感染拡大と事業者の営業と暮らしが困難になったことに対する見解を問う。

3.新型コロナウイルス感染症対策

1)日本共産党の提案と今後の対策について

① 医療体制の充実について ・市内の医療のひっ迫、療養施設はどうなっているのか。 

② 大規模なPCR検査を行うことについて ・保健所の体制が困難なため迅速に検査が受けられないと聞く。保健所の強化が必要ではないか。

③ 自粛要請とセットで必要な補償をすることについて

・市の独自施策を何度も求めてきたが、現在の事業者の現状をどう認識しているのか。

2)就学前教育施設、学校におけるコロナ感染症対策について

① 登校見合わせの選択や分散登校、オンライン授業などを柔軟に組み合わせて行うことについて

・どんな状況になっても、子どもたちが朝から学校で学べるような対応を。

② 感染対策のため登校を見合わせる選択を検討している保護者や子どもが少なくないことへの対応について

・感染が不安で登校できない場合は「欠席扱い」することやオンライン授業は出席扱いにしないとされていることについて。

③ 学校でのクラスター対策と広範な検査を行うことについて

④ 新型コロナについての学びとコミュニケーションを重視することについて
 スクールカウンセラーの現状と改めて増員を求めることについて

4.演劇ホール(アイホール)の存続をめぐる問題

1)伊丹市の文化政策について

① 「伊丹市の文化振興施策にかかる指針」策定後の3年間の評価について

② 「指針」で「機動的な活用方法について検討する」とされていることに関して、今回の施設の有効活用を検討するに至る契機となったのは何か

2)当局が進める演劇ホールの有効活用の検討について

① 演劇ホールの市民の利用率が低いとされていることについて

・市外からの来客が多いことについて ・市民の利用率15%とすることへの疑問 ・他市の演劇ホールとの比較

② 年間9,000万円の費用がかかっているとされていることについて

・いたみホールと音楽ホールと比べているが、他市の演劇専用ホールとの比較は

③ 演劇ホールの活用に関する市民意識調査を実施されていますが、なぜそんなに急ぐのか

④ 市民や関係者の声をどう受け止めるのか、用途変更以外に方法はないのか

5.自治体デジタル・トランスフォーメーション(DX)

「自治体デジタル・トランスフォーメーション(DX)推進手順書」に関して

① 31の行政手続きのオンライン化について ・2022年までに児童手当や保育所の申し込みなどをオンライン化することについて

② 17業務の情報システムを国が示す基準に標準化・共通化することについて ・標準化することで市独自の施策が消えるのでは

③ 外部人材の活用について

6.児童・生徒の健康

 新型コロナウイルス感染症拡大により、必要な医療を受診できない児童・生徒がいるということについて ・全国保険医団体連合会の調査で、感染拡大により必要な治療を受診できない状況があることが分かった。伊丹市の状況はどうか。

ひさ村真知子議員の個人質問(骨子)

1.市内中学校における校則について

 ① 教師、生徒、保護者が校則に疑問を持った場合にはどうするか。

 ② 服装チェックの現状について。

 ③ 生徒の意見はどう反映されているのか。

2.生活保護の申請状況について

日本共産党伊丹市議団ニュース 第386号 9月補正予算、2020年度決算審議

日本共産党伊丹市議団ニュース 第386号 2021年9月4日

市民の命と暮らしを守る市政を
9月補正予算、2020年度決算が提案 論戦が始まる

議員団ニュース386号

 日本共産党伊丹市議団ニュース 第386号 ダウンロードはこちら(PDF)

市民の命と暮らしを守る市政を
9月補正予算、2020年度決算が提案 論戦が始まる

 9月伊丹市議会が9月2日から10月6日までの35日間開催されます。市長から提案されるのは、一般会計などの補正予算と2020年度の決算報告です。

 一方、本会議、委員会の開催がコロナ件戦の影響で大きく制限されることになります。以下、その概略を報告します

主な補正予算の事業内容

小学校普通教室転用事業 【32,700千円】
 児童数の増加や35人学級編制を見据え、コンピューター室等の普通教室への転用工事を実施

不登校対策支援員配置事業 【21,107千円】
 不登校及びその傾向にある児童生徒に対応するため、不登校対策支援員を全小中学校に配置

介護・障害分野における就労定着緊急支援事業 【37,632千円】
 新型コロナウイルス感染拡 大の影響により失業した方等を、一定の条件で雇用した介 護・障害福祉事業者に対して補助

阪急・JR伊丹駅周辺音声誘導装置更新事業 【26,274千円】
 阪急伊丹駅、JR伊丹駅周辺に設置されている視覚障がい者用の音声誘導装置を更新

公衆トイレ改修構造検討委託事業 【3,850千円】
 JR伊丹駅西側及び西台公衆トイレのバリアフリー化等、機能性・快適性の向上を図る改修を行うための構造検討を実施

スマート窓口支援システム導入事業 【35,310千円】
 タブレット等を活用した転居や出生等の行政手続のデジタル化により、市民の利便性向上を図るため、スマート窓口支援システムを導入

 以上が主な補正予算の事業内容です。

 一般会計の補正予算の総額は、22億5,299万円で、歳入の主なものは、2020年度決算剰余金11億7,283万円(約52%)、財政調整基金繰入1億268万円(約4.5%)、モーターボート競走事業益収入5億円(約22.2%)、市債(借金)4億円(約17.8%)で、決算剰余金はほとんど財政調整基金と公債管理基金に積み立てられます。

 コロナ対策では、就労定着支援事業や市立伊丹病院と介護施設への簡易陰圧装置設置等があるものの、党議員団が6月議会で要求していた市独自の検査体制拡充や事業者への家賃補助などの支援策はありません。

 また、博物館を「みやのまえ文化の郷」に移転し、所管を教育委員会から市長部局に変更して、美術館などと一体に「市立伊丹ミュージアム」とする設置条例が提案されています。

 党議員団は、これらに対して議案質疑を予定しています。

2020年度決算の概要

歳入決算額 1,058億1,427万円 (前年度比+786億8,568万円 34.5%)

●国庫支出金は378億9,271万円、前年度比245億1,361万円増(+183.2%)
 主に特別定額給付金事業費補助、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金、公立学校情報機器整備費補助、子育て世帯臨時特別給付金事業費補助等の増による。

●市税は315億86万円、前年度比4億1,722万円増(+1.3%)
 株式等譲渡所得の増加等による個人市民税の増及び設備投資による固定資産税(償却資産)の増による。

●市債は85億1,628万円、前年度比7億3,547万円増(+9.5%)
 新庁舎整備事業及び生涯学習センター整備事業による普通建設事業費が増加。

歳出決算額 1,040億8,903万円 (前年度比+776億7,526万円 34.0%)

●補助費等は293億3,762万円で、前年度比210億439万円増(+252.1%)
 新型コロナウイルス感染症対策に伴う特別定額給付金、交通事業会計及び病院事業会計への補助の増 等による。

●扶助費は245億7,988万円で、前年度比8億6,735万円増(+3.7%)
 子育て世帯臨時特別給付金、ひとり親世帯臨時特別給付金及び保育所保育委託料等の増等による。

●人件費は134億3,753万円で、前年度比9億5,172万円増(+7.6%)
 会計年度任用職員制度導入に伴う報酬の増や、職員数の増加による給料(特別職を除く)の増による。

本会議、委員会は空洞化

 議員にも感染者が出たことや職員にも感染者が増加していることを踏まえて、条例や補正予算は常任委員会に付託せず、本会議の質疑だけになります。しかも、本会議も代表質問と個人質問、質疑が文書による発言となり、市民には議会でどんな審議がされているのかわからないことになります。決算特別委員会は通常通り開催されます。

 ただし、本会議の発言の様子は、議員の発言だけを録画し、後ほど録画配信されることになります。答弁は文書でしか読むことはできません。議事録は今まで通りとなります。

 本会議、委員会は以下の日程になります。

●9月2日(木)10:00議会運営委員会 11:00本会議(簡単に終了)
●9月6日(月)10:00本会議…当局から提案説明があります。
●9月10日(金)10:00本会議…議案質疑ですが、文書によるため本会議はありません。
●9月22日(水)10:00本会議…15日から21日まで代表質問と個人質問の文書による質問が行われ、     この日は決算報告の特別委員会への付託、補正予算・条例等の議決が行われます。
●9月27日(月)~29日(水)10:00一般会計、特別・企業会計決算特別委員会が開催されます。
●10月6日(水)10:00本会議…決算特別委員会の報告と議決が行われます。
 なお、傍聴は自粛となりますが、傍聴席は別室になります。

 

日本共産党伊丹市議団ニュース 第385号 アイホールがなくなる?

日本共産党伊丹市議団ニュース 第385号 2021年8月16日

アイホールがなくなる?
市民が舞台芸術に触れる貴重な場をなくさないで!

議員団ニュース385号1面

 日本共産党伊丹市議団ニュース 第385号 ダウンロードはこちら(PDF)

アイホールがなくなる?
市民が舞台芸術に触れる貴重な場をなくさないで!

 伊丹市は、演劇ホール(アイホール、JR伊丹駅西側)の活用について、サウンディング型市場調査(以下「調査」)を行い、演劇ホールの用途変更も含めて検討しています。

 「サウンディング型市場調査」とは、施設等の活用内容・公募条件等を決定する前段階で、公募により民間事業者の意向調査・直接対話を行い、対象事業の検討を進展させるための情報収集を目的とした手法とされています。

 伊丹市が演劇ホールの活用方法を変更しようとしているのは、①公共施設の再配置計画において、いたみホールと音楽ホール、演劇ホールの3館をそのまま建て替えるには財政的に厳しく、その改修方法を検討すること、②演劇ホールは利用者アンケートによると市民の利用率が15%と低く、年間9,000万円と指定管理料が多額であることなどを理由としています。

 すでに「調査」は2回行われ、イベントホールをクライミング施設にすること、事業スキームは10年間の建物賃貸契約を締結し、独立採算型の事業とするなどの提案がされています。

 現在、伊丹市独自の「調査」が、用途の範囲を「芸術文化・スポーツ」に設定して複数の企業の参加で行われており、その後、事業の形態・規模・演目の見直しを行い、関係者へのヒヤリングがされます。9月議会中にもその方向性が示される予定です。

問題その1

「調査」は企業の提案によるもので、これに従うことになれば、公共施設を企業の利益優先の施設として提供することになります。

問題その2

 演劇ホールがなくなる可能性があります。演劇ホールは、1988年、JR伊丹駅周辺の再開発事業の中で設置されて以来、演劇専門施設として、関西だけではなく全国の優れた舞台芸術作品を上演してきました。
 また、小・中、高校生を対象としたアウトリーチ事業を展開し、演劇を身近に体験できる拠点施設の役割も果たしてきました。この貴重な施設を採算性や経済効率のみで存続を判断することは問題です。

問題その3

 伊丹市が、この施設の市民利用率が低いことを問題としていますが、逆に市外からの来客者が多いことを示しており、このことを問題とすることは、市外に伊丹市をアピールする施設としての役割を担っていることを無視することになります。
 伊丹市は総合計画の中でも「訪れたいまち」「インバウンド」と称して、市外からの来客を増やす施策を展開していますが、この施策と矛盾します。

問題その4

 第6次総合計画で「あらゆる世代に、音楽・美術・伝統文化など、多様なジャンルの文化芸術に触れる機会を提供するとともに、気軽に文化芸術の捜索や発表に参加できるよう、市民や団体の活動を支援します」とされていますが、演劇ホールをなくすことは、この計画の趣旨にも反します。

問題その5

 市民に対する説明が十分にされないままに、演劇ホールの存続が危ぶまれる「調査」等が進められていることは問題です。市民には市のホームページでしか知ることができません。

 党議員団は、「アイホールの存続を望む会」「伊丹内中学高校演劇部OBOG会」が行っている運動に連帯し、署名を集めています。ぜひご協力ください。署名用紙は赤旗の集金者などにお渡しください。お問い合わせは党議員団まで。

いま進められている「みやのまえ文化の郷」整備事業とは?

 「みやのまえ文化の郷」の整備事業に関して、6月議会に中間報告がされました。その内容は、「美術館」「工芸センター」「伊丹郷町館(旧岡田家住宅、旧石橋家住宅)」「柿衞文庫」と「博物館」を一体的な施設「市立伊丹ミュージアム」として、歴史及び文化芸術に関する事業を推進するために設置しようとするものです。

 現在地では一部工事が行われており、市立博物館が移設されようとしています。ただし、現在の博物館は教育委員会の所管ですが、条例改正により市長部局に変更する予定です。

 9月議会には、(仮称)「総合ミュージアム設置管理条例案」が提案され、審議、決定されます。中間報告の詳細は市のホームページをご覧いただき、みなさんのご意見をお寄せください。

日本共産党伊丹市議団ニュース 第384号 6月議会 ひさ村議員が個人質問

日本共産党伊丹市議団ニュース 第384号 2021年6月16日

ひさ村議員が個人質問(18日13時~)

日本共産党伊丹市議団ニュース 第384号

 日本共産党伊丹市議団ニュース 第384号 ダウンロードはこちら(PDF)

2021年6月議会始まる(6月7日~30日まで)

ひさ村議員が個人質問(18日13時~)

質問要旨

1.生理の貧困について

1)生理用品の無料配布を行っている理由と、
くらし・相談サポートセンターだけで行っているのはなぜか。

2)災害備蓄用生理用品の入れ替え用がなくなれば、その後の配布はどうか。

3)各学校内のトイレに生理用品の備え付けをすべきではないか、見解を伺う。

4)市内の児童・学生から生理の貧困に対しての実態調査などで、意見を聞くことが必要ではないか。

5)学校での生理の学習はどのように行われているか。男女ともに生理についての正しい認識はどの程度理解されているのか。

2.「女性のつながりサポート事業」について

1)生理用品を「ここいろ」(男女共同参画センター)でも配布するようにし、案内カードにそのお知らせを載せれば、様々な事業に関心を持つきっかけにもなるのではないか。

2)相談窓口は月2回となっているが、緊急の相談などいつでも受け付けられる体制は出来ないのか。

3.「環境政策・都市環境の整備」公衆トイレのデザイン化、公衆トイレの改修について。

1)改修をするとなった理由は何か。

2)デザイン化とはどのように改修するのか。

3)公衆トイレについて市民は、どのようなデザインを求めていると考えているのか。

4)何か所のトイレのデザイン改修を行うのか。

5)学校のトイレは、以前と比べ気持ちよく使えるようになっているのか。

6)施設内のトイレや公衆トイレは、おもてなしの一種といわれており、様々な商業施設や駅のトイレもきれいになっている。市内の公衆トイレに対しての市民の意見をどの様に受け止めてきたのか。