日本共産党伊丹市議団ニュース322号
2018年1月17日 日本共産党伊丹市議会議員団
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【1面】
1月臨時議会開催!
1月17日(本日)10時~2月9日まで
幼児教育推進計画(見直し案)審議
伊丹市は、12月議会で提出できなかった「幼児教育推進計画(案)」を1月臨時市議会に提案してきました。
この計画は伊丹市の優れた教育施策「1小学校区1幼稚園」を廃止し、公立幼稚園を16園⇒5園(+1分園+3認定こども園)とし、公立保育所3か所を廃止統合する、という大改編をわずか数か月で強行しようとするもので、関係者や地域から猛反発が巻き起こりました(詳細既報)。
12月議会で「見直し」求める請願を採択!
12月議会では、保護者の団体から提出された「計画見直しと市民レベルでの熟議を求める」内容の請願が15対10で採択されたのにもかかわらず、伊丹市は12月議会終了後わずか3日後の12月25日に「見直し案」を議会に提出。その内容を1月15日付の市広報紙に折込み、全戸配布しました。
伊丹市の「説明会」不十分な説明に終始。市民から抗議の声
1月13日(土)、市はいたみホールで市民向け「説明会」を実施。参加者の質問時間を十分に保障せず、質問にも的確な答弁ができず、多くの質問者の手が上がっているのを無視し、強引に終了。参加者から強い抗議の声が上がりました。伊丹市は大きな汚点を残す結果となりました。
1月臨時市議会に多数の請願寄せられる
今日から始まった臨時市議会には、すでに7件の請願が寄せられています。
内容は、地域の公立幼稚園・保育所の存続を求めるものから「市と特定団体との協定の内容の公開」を求めるものまで多彩です。
どれも市民の切実な要求が込められた請願であり、党議員団はすべての請願の紹介議員となり、採択に向け全力をあげます。また、他会派との協議を深め、市民の思いを実現できる結果を引き出すべく全力で臨みます。
1月臨時市議会日程(全て午前10時開始)
月/日 本会議 委員会 備考
1/17(水) 召集日 議案の提案説明
1/22(月) 第2日 補正予算質疑 常任委員会付託
1/26(金) (予備)
1/30(火) 付託議案・請願審査 総務政策常任委員会
1/31(水) 文教福祉常任委員会
2/1(木) 都市企業常任委員会
2/5(月) (予備)
2/9(金) 最終日 報告・議決
市議会はネットで視聴できます⇒市議会インターネット中継
【2面】
今日までに提出された請願(提出者 請願項目)
◆稲野小学校地区社会福祉協議会役員会
伊丹市に対し、伊丹市立稲野幼稚園について、保護者や地域の住民、幼稚園教諭等の専門職の皆さんと話し合う場と時間を与えていただくことを求めます。
◆女性児童センター登録団体 朗読アゼリア
地域住民が育ててきた環境を守り、市民の大切な財産である公立幼稚園・保育所などの土地を安易に売却することなく、子育て・教育や地域活性化等に活用できるよう検討すること。
◆伊丹市の幼児教育を考える親の会
1. 廃園になる幼稚園の跡地を安易に売却せず、地域のこども達が活用できる場とすること
2. 特別支援教育を必要とする子どもが、今までのような教育を受けられるようにすること。
◆伊丹市立こばと保育所現役・OBOG保護者有志一同(賛同:南小各自治会)
1. Aブロック南部地域の保育所の充実
Aブロック南部地域については、公立保育所が必要であり、稲野公園運動施設を活用するなどした公立保育所の整備することを求めます。
2. 市立こばと保育所在園児への配慮
現在のこばと保育所在園児について、希望する世帯が卒業するまでこばと保育所に在園できることを求めます。
◆伊丹市の子どもの未来を考える会
公立幼稚園の跡地はこれからの子どもたちのために利活用していただくことを求めます。
◆伊丹市の子どもの未来を考える会
幼児教育の施策に関して情報を全て公開し、情報の透明性を図ることを求めます。
◆緑、天神川、せつよう、はなさと、鈴原各幼稚園保護者有志一同
本計画の廃園予定の園について、伊丹市立緑幼稚園、伊丹市立天神川幼稚園、伊丹市立せつよう幼稚園、伊丹市立はなさと幼稚園、伊丹市立すずはら幼稚園、伊丹市立稲野幼稚園などの各幼稚園について、保護者・地域住民等の方々と意見交換を行う機会を設けていただくことを求めます。
お知らせ
憲法9条まもれ3千万署名学習会
1月20日(土)午後2時~
伊丹ホール3階大会議室
講師:小林明男氏 (日本共産党兵庫県委員会常任委員)
日本共産党新春のつどい
1月28日(日)午後2時~
スワンホール3階大ホール
ゲスト:堀内照文前衆院議員
あいさつ:桜井シュウ衆院議員
参加費無料。喫茶、「譲ってね」コーナーあり