日本共産党伊丹市議会議員団は5月10日、伊丹市長に次の申し入れを行いました。
➔ 天神川氾濫による近隣住民被害に関する申し入れ(PDF)はこちら(以下と同じ内容です)
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伊丹市長 藤原保幸様
天神川氾濫による近隣住民被害に関する申し入れ
2023年5月10日 日本共産党伊丹市議会議員団
服部好廣
加柴扶美
5月7日深夜から8日未明にかけての豪雨により、天神川のトンネル工事現場から越水し、荒牧6丁目の一部が冠水・土砂流入し、床上浸水1軒、付近一帯多数床下浸水、車両数台水没、田畑冠水の被害を出しました。
日本共産党議員団は5月8日、現地視察、当日危機管理室より説明を受けましたが、その内容を踏まえて下記申し入れを行います。
ご対応をよろしくお願い申し上げます。
申し入れ
1.被災者への誠実な対応を求める。
1)水害の発生が天神川の工事に起因すると思われることから、当該工事が県の発注事業であり、伊丹市の担当部局の対応が「県に聞いて」という傾向になっていることが、被災者や地域住民の不安と不信を買っている。
被災者は市民であり、市は、市民の安全と財産を守る立場から誠実な対応を求める。
2)被災者は様々な不安をお持ちだが、市の相談窓口を一本化して総合的に対応できる「被災者相談窓口」を現地(最寄りの共同利用施設等)に設置することを求める。
2.事業者等への緊急小口資金等の「特例貸付」の設置を求める。
被災により休業を余儀なくされている事業者への「特例貸付」の設置を求める。
3.住環境の回復と保全を緊急に図ることを求める。
1)被災地域の道路には泥の堆積があり、乾燥により埃となって飛散している。飛散した埃が住居、車両、洗濯物等に付着。また、吸引により住人の健康被害にもつながりかねないため、速やかに洗浄し飛散を防止することを求める。
2)床上・床下への汚水や泥の侵入に対し、速やかに洗浄・消毒を行うこと。
3)費用については原則的に発生原因である県に負担を求めるとしても、市が先行して実施すること。
4.責任の所在を明らかにすること。
市の危機管理上の問題点を検証し教訓とすること。
以上