日本共産党伊丹市議団ニュース(第275号)を発行しました

安倍内閣の暴走ストップ! 市民の暮らしを守る!
今年もがんばります

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安倍向閣の暴走ストップ! 市民の暮らしを守る!
今年もがんばります

 「しんぶん赤旗」読者、後援会員のみなさまにおかれましては、お健やかに新年をお迎えのこととお喜び申し上げます。

 昨年中は、参議院選挙での心強いご支援、真にありがとうございました。おかげさまで、改選議席3名から8名に躍進、非改選議席と合わせて11議席となり、議案提案権と参議院本会議での討論もすることができるようになりました。年末の秘密保護法案に対する討論も自民党と日本共産党だけで、まさに「自共対決」の様相です。

 それにしても安倍自・公政権の暴走には目に余るものがあります。憲法の国民主権、基本的人権、平和主義をことごとく蹂躙する違憲立法、秘密保護法案をわずかな審議時間で採決強行、「武器輸出三原則」を蹂躙する韓国軍への小銃弾提供、安倍首相の靖国神社参拝等々、日本共産党は、広範な人たちとの共同で、歴史逆行と戦争への道をゆるさず、必ず秘密保護法を撤廃するため奮闘します。

 また、今年4月には消費税が8%に増税となります。中小零細業者を直撃し、国民の消費購買力を奪い、景気を一層悪化させることになります。大企業には減税と大型公共事業で大盤振る舞い、業者や国民には増税と社会保障切り捨てによる負担の押し付け…とんでもありません。

 伊丹市においては、長年の運動によって中学校完全給食が実現しますが、教育委員会は「センター方式」による給食を考えており、「自校調理方式」実現に向けた運動が必要です。また、「子ども・子育て支援新制度」、要支援はずしの「介護保険計画」、「障害者総合支援法」の具体化の年にあたり、子どもや高齢者、障がい者の立場に立った計画も求められています。

 日本共産党議員団は、今年も、国政においては安倍内閣の暴走と正面から対決し、県政、市政においても市民の暮らしと権利を守るため、具体的提案を示して共同を広げ、全力でがんばります。変わらぬご支援、よろしくお願いします。

 日本共産党伊丹市議会議員団長 上原ひでき

あまりにも高すぎる国保税の引き下げを

 伊丹市の国民健康保険会計は、多額の累積赤字をかかえてきましたが、医療費が前年度より減少したことなどの原因により、2012年度決算では一転黒字となりました。市はこれまで赤字を理由にほぼ毎年のように保険税の値上げを行っていました(2013年度も全体で2億9千万円の値上げ)が、収支が改善したことを踏まえ党議員団は、被保険者の負担能力をはるかに超えている国保税の軽減・引き下げを強く求めました。

現在の国保税負担額 給与所得(夫婦+子供)の場合

年間収入 国保税額
120万円 110,700円
200万円 245,300円
320万円 384,400円
400万円 460,100円

給与所得(夫婦+子供)の場合 今後の会計の見通し

  年度 収支額(千円)
2011年度 -399,813(赤字)
2012年度 +126,765(黒字)
2013年度 +561,019(見込)
2014年度 +874,390(見込)
2015年度 +604,887(見込)