伊丹市長 藤原保幸 様
市立伊丹病院と近畿中央病院の
存続と充実を求める要望書
要望趣旨
伊丹市が設置した「市立伊丹病院あり方検討委員会」は2月5日、市立伊丹病院は近畿中央病院と統合し、高度急性期医療を担う500から600床規模の阪神北圏域における基幹病院を目指すべきとする「報告書」を市長に提出しました。これを受けて市長は、統合を前提として近畿中央病院(公立学校共済組合)と協議をするとしています。
しかし、2つの病院が1つになれば身近な総合病院がなくなり、ベッド数を現在の約800床から減らせば、市内で必要な入院治療・療養を受けられなくなる事態が広がります。
私たちは、両病院の建替えにあたっては、統合を前提とした協議ではなく、高齢化社会に向けて必要なベッド数を確保するとともに小児科、産婦人科を充実し、高度な医療も担うことができるように、両病院が存続してさらに連携を強め、地域医療を充実する方向で協議をすべきと考えます。
要望事項
一、市立伊丹病院と近畿中央病院の存続と充実を求めます。
一、2つの病院のあり方の協議にあたっては、広く市民の声を聞き、情報を公開することを求めます。
市立伊丹病院と近畿中央病院の存続と充実を求める会
(伊丹市大鹿7丁目99 伊丹民主商工会内 TEL 072-781-1284)
取り扱い団体 日本共産党伊丹市委員会